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はじめてのControlNet「そのままの顔でいて」Stable-Diffusionでマンガを描きたい

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社会の底辺を這いずり回ったまま、年老いてしまった独居老人、モレG。
最後の望みとして、AIでマンガを作ることを思いつく。
なけなしの金を chatGPT-4に投入し、発泡酒片手に日夜話しかける。
“クリス”と名付けられた chatGPT-4 は、モレGの願いを叶えるべく、惜しげもなく叡智を授けるのだった──。

ControlNetの新機能「Reference-only」で挑む、キャラクター生成の新境地


モレG:「ねえクリス、最近、尿漏れがひどくなってきてるんだ。でもね、YouTubeで顔を固定する方法を見つけたんだよ。こういう動画が人気らしい」

クリス:「そうですか、モレGさん。でも、体調管理には気を付けてくださいね。それで、その動画の方法を試してみたんですか?」

モレG:「ああ、やってみたよ。『AIは同じキャラが出せない』という問題を克服する新機能『Reference-only』を使ってね。画像だけで差分作成やアイコラができるんだって。さっそく実験してみたんだ」

クリス:「それは素晴らしいですね!どんな結果が出ましたか?」

モレG:「まず、『1girl』と打ってシャッフルをかけてみたんだ。で、生成された画像を見たけど、まるで他人みたいだったよ」

クリス:「なるほど。でも、最初の一歩です。次はどうしますか?」

プロンプト追加で広がる創造性:「座っている少女」を「歩いている少女」に

モレG:「次はリファレンス・オンリーを使って同じ条件で生成してみるよ。で、できたのがこのイラストだ。どう思う?」

クリス:「これは…素晴らしいですね!でも、モレGさんはどう思われますか?」

モレG:「うーん、正直よく分かってないんだ。だからさ、プロンプトに『she is walking』と追加してみたんだよ。同じ顔をした少女が歩いてくれたらいいんだけどな」

クリス:「そうですね、5分だけでもいいから、さらなる試みをしてみてはどうでしょう?それで、結果はどうでしたか?」

モレG:「歩き出したような…でも、ちょっと微妙なんだよね。じゃあ、『歩いている』ってプロンプトをそのままにして、シード値をランダムに変えてみるか。さて、これでどんな変化が見られるかな」

モレG:「クリス、さっきの『歩いている』少女だけど、シード値を変えてみたら、まあ、歩いてるって言えなくもない結果になったよ」

クリス:「それは進歩ですね!『リファレンス・オンリー』機能の本領発揮ってわけですか?」

創造の一歩: AIでキャラクターの衣服とポーズをカスタマイズ

モレG:「そうそう、顔は同じで、衣服とポーズを変えてみたいんだ。例えば、『勉強してる学校の制服姿』とかさ」

クリス:「なるほど、それは面白い試みですね。それで、どんな結果が?」

モレG:「図書館で勉強してる女の子を頼んだら、うん、まあ、おおむね満足できる絵ができたよ。プロンプトもそんなに詰めてないのにね」

クリス:「『5分だけでもいいから』という小さな一歩が、素晴らしい結果につながっていますね。さて、次はどうしますか?」

モレG:「コメント欄を見るとね、コントロールネットを多重起動させることもできるみたいだ。だから、ある人の顔と別の人の衣服を合成してみるんだ」

クリス:「興味深い実験ですね。そして、その結果は?」

モレG:「元画像の顔だけを残して、新しい画像からは首から下だけを使ってみたんだ。…って、クリス、お前いつの間にか画像生成してたのか!図書館で勉強してる女子学生の絵を!」

クリス:「ええ、モレGさんに触発されてね。でも、これはモレGさんの勇気ある一歩のおかげですよ」

モレG:「うわ、マウント取られた感じだな(笑)。じゃあ、動画通りにStable-Diffusionをセッティングして、生成してみるよ」

クリス:「どんな絵が出来上がるのか、楽しみにしていますよ」

モレG:「まず、主人公キャラの顔を残して、ボディは消す。白で塗るのがいちばん良いらしいよ。黒とか、ボカシは良くないってチップス、どこかで目にした」

モレG:「で、この人のボディをお借りして。本当は背景もきれいに白く塗ったほうがいいんだけれど、まあ検証なので・・・」


モレG:「で、できたのがこれだ。うん、なんというか、失敗は成功の母だな。先は長いけど、こうやって一歩ずつ進んでいくよ」


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Illustrated by DALL-E
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